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2025/04/25

事業者:国土交通省首都国道事務所、国土交通省千葉国道事務所、千葉県県土整備部

関係者一丸で管理徹底/道路陥没事故受け初会合/千葉県地下占用物連絡会議

 千葉国道事務所、首都国道事務所、県、千葉市ほか県内53市町村、高速道路会社、県道路公社、地下占用事業者などで組織する「千葉県地下占用物連絡会議」の初会合が24日、千葉国道事務所2階202会議室(ウェブ併用)で開かれた。会長の藤井和久・千葉国道事務所長は、冒頭のあいさつで、1月28日に発生した埼玉県八潮市における道路陥没事故に言及。「道路陥没事故が発生すると、道路利用者や周辺住民に多大な被害を及ぼす」との見解を示し、「陥没事故を未然に防ぐためにも、道路や地下占用物などに対し、適切な維持管理に注力してほしい」と呼び掛けた。
 今後は、5~6月頃に道路管理者と地下占用事業者において▽路面下空洞調査の2024年度結果と25年度計画▽24年度に発生した要因不明の陥没箇所▽地下占用物の点検計画と結果――などについて情報共有を行う。情報共有の結果を踏まえ、調査・点検計画の見直しを実施するとともに、管路の損傷箇所と空洞確認箇所または要因不明の陥没箇所が同一・隣接する場合の対応を検討。リスク可能性箇所などを抽出し、管路・空洞箇所の補修の実施時期や費用負担などを調整する運び。
 7月頃に第2回会議を開き、情報共有に基づく調整状況や地下占用物の点検状況などについて意見交換を行う予定。
 今回の議事は、道路の老朽化対策と陥没事案への対応、今後の進め方、意見交換など。
 地下占用物連絡会議は、道路メンテナンス会議の下部組織に当たる。道路管理者と地下占用事業者において、高速道路、直轄国道、公社道路、補助国道、都道府県道、市町村道に関係する道路地下の鉄道、通信、電力、ガス、上下水道などについて、相互の点検計画・結果、道路陥没を防ぐ取り組みの情報共有などを行うことを目的としている。

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