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2025/03/21

事業者:千葉県流山市

リース方式を採用/常盤松中学校の校舎増築/流山市

 流山市は、常盤松中学校において2029年度の教室数の不足が見込まれることから、5月から26年3月にかけて校舎の増築および改修工事を行う。増築に関してはリース方式を採用。リース期間は25~38年度。25年度当初予算案で、限度額5億2000万円の債務負担行為を設定している。それぞれ、予算可決後、速やかに一般競争入札で発注する。工事のスケジュールは▽増築校舎および渡り廊下の新設=5月1日~26年3月15日▽既存校舎接続部の改修、昇降口下駄箱の更新、屋内運動場スロープの新設、体育館側倉庫周り改修=7月20日~10月31日――の想定。
 リース方式の採用に当たり、3月補正予算案において、常盤松中学校校舎増築事業の総額4億3784万6000円の2か年継続費を廃止。別途、改修工事請負費5260万円を計上し、継続費の24年度分1億3135万3000円と合わせた1億8395万3000円に繰越明許費を定めている。
 常盤松中学校は、東初石3―134に所在。23年4月時点の生徒数は424人、学級数は17学級。29年度の推計生徒数は686人で、24学級が必要と想定されている。
 増築校舎棟はS造2階建て、延べ床面積約1000㎡の計画。普通・特別教室棟南側の校庭の一部に整備する。普通教室10室を確保するほか、既存校舎と接続するための渡り廊下棟を新設する。
 工事期間中、生徒と工事車両の動線を分けるために南側の門を閉鎖し、工事車両専用の出入り口とする。さらに、工事車両動線と工事現場に仮囲いやコーンを設置。また、騒音や振動を必要最小限に抑える
 改修工事の対象となる施設は、RC造3階建て、延べ床面積1177㎡の普通・特別教室棟と、S造平屋建て、床面積1040㎡の屋内運動場。
 普通・特別教室棟については、渡り廊下棟との接続部を改修する。学習環境などに配慮し、改修工事は夏休みを中心に行う。
 屋内運動場に関しては、福祉のまちづくり条例に適合したスロープを設置するほか、プール付属棟の機械室を改修して体育倉庫とする。
 設計は、コタカ建築設計事務所が31日まで請け負っている。

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