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2025/03/19

事業者:千葉県

期待に応え挑戦を/熊谷知事が2期目初登庁

 16日投開票の第22回千葉県知事選挙で再選を果たした熊谷俊人氏が、18日に初登庁した。県庁本庁舎正面玄関前で大勢の職員や支援者に迎えられた熊谷氏は、職員から花束を受け取るとともに、支援者らの拍手に手を振って応えた。その後、本庁舎1階多目的ホールにおける当選証書の付与を経て、本庁舎5階大会議室で定例部課長会議を開催。熊谷氏は「大きな期待をいただいた分、皆さま方と挑戦していくことが求められている。10年後、20年後に評価されるよう、それぞれの施策に挑戦していかなければいけない」と強調した。
 部課長に向けて「非常に高い得票率をいただいたのは、皆さま方が評価されたということ」とねぎらった。
 選挙戦においては、1期4年における防災、個人住民税の特別徴収などの取り組みを評価する声が寄せられたと説明した。
 また、18歳選挙権による好影響を感じたという。「現役高校生から『校舎が古い』や『トイレを洋式化してほしい』という話をたくさんもらった。国府台高等学校の生徒からは『改修してくれてありがとう』という声が寄せられた」と振り返った。
 成田国際空港の機能強化に伴う動向については、空港から離れた東葛地域などにおいても期待の声があったとし、「県の商工政策の一つとして期待されていることを実感した」と話した。
 埼玉県八潮市における道路陥没事故を受けて「インフラの老朽化対策に関し、多くの人から不安の声と維持管理・更新の要請があった」と述べた。
 選挙戦に際しては、複数の政党の千葉県組織から支持を得た。「多くの会派の方々にも基本的なスタンスに理解をいただいており、この状況をありがたく思っている」とし、今後は「市町村や県の機関にしっかりと脚を運び、職員や現場の人たちの意見を聞き、やる気を引き出していきたい」と展望した。
 千葉県知事選挙に無所属で出馬した熊谷氏は、自由民主党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、国民民主党の千葉県組織および市民ネットワーク千葉県の支持を受け、また半島性を克服する交通インフラの充実、成田空港を核とした産業拠点形成、現場主義に基づく行政改革など1期4年の成果を踏まえた「県政ビジョン2025」を掲げた。
 投票率は31・93%。得票数は、熊谷氏が140万4905票、小倉正行氏が14万435票、立花孝志氏が7万9060票、黒川敦彦氏が1万948票だった。

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