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2025/02/06

事業者:千葉県市川市

南消防署建て替え設計/普建費23%増の134億円/一般会計は1886億円/市川市予算

 市川市は13日開会の2月定例議会に、2025年度当初予算案を上程する。一般会計は、前年度当初比6・7%増の1886億円。普通建設事業費は、同22・9%増の134億3865万円。南消防署建て替え工事基本・実施設計委託に7200万円を計上するとともに、25~26年度を期間とする限度額1億6800万円の債務負担行為を設定。竣工から47年が経過し、庁舎・設備の老朽化や狭あいな車庫が問題となっていることから、新浜幼稚園の跡地で移転建て替えを行う。合わせて、公共嘱託登記委託575万円を措置している。今後は、25年度から26年度にかけて測量および基本・実施設計を進め、27年度に着工。29年度の供用開始を目指す。
 新浜幼稚園は、行徳駅前4―5―2に所在。敷地面積は約2000㎡。26年3月末に閉園する予定。新たな南消防署は、耐火造3階建て、建築面積1040㎡、延べ床面積2840㎡の想定となっている。
 また、避難所環境整備事業5億2100万円を計上。大規模な停電に備え、LEDバルーンライトやソーラーパネル付き蓄電池を配備し、避難所の電力確保を図る。また、避難所となる学校屋内運動場において冷暖房設備の設置およびトイレの洋式化を実施する。
 冷暖房設備の設置校は、鬼高小学校、曽谷小学校、北方小学校、南新浜小学校、福栄小学校、塩焼小学校、信篤小学校、二俣小学校、妙典小学校。
 トイレ洋式化の対象校は、国分小学校、若宮小学校、二俣小学校、北方小学校、大和田小学校、第八中学校、下貝塚中学校。
 斎場施設整備事業35億67万円を措置。基本・実施設計を完了させ、仮設斎場の建設および既存斎場の解体工事に着手する。
 クリーンセンター整備事業6億2642万6000円を計上。本体工事に先行してクリーンスパ市川などの代替駐車場、現クリーンセンターごみ選別場を整備する。次期クリーンセンターについては、7月に設計に着手するほか、計画地内の既存施設などの解体撤去工事を行う。
 本八幡駅北口駅前地区市街地再開発事業8億4170万円を計上。都市再開発法による事業認可後、本八幡北口駅前地区市街地再開発組合が実施予定の調査設計計画に要する費用の一部を補助する。
 市川漁港においては、鋼矢板などの腐食に伴う護岸約100m区間改修工事1億6000万円、機能保全計画に基づく施設改修工事のための基本設計業務委託6300万円を計上している。
 新規事業は、中山参道活性化事業2000万円、塩焼小学校多目的屋外運動場整備工事1億8000万円、霊園再整備工事1500万円、(仮称)東市川スポーツプラザ整備事業1600万円。また、中山老人集会所解体事業に総額7000万円、曽谷第3緑地斜面崩壊対策事業に総額1億4000万円、北方児童公園整備事業に総額7100万円、西消防署改修事業に総額1億4500万円、第三中学校斜面地整備事業に総額2億3000万円の2か年継続費を定めている。
 そのほか、街灯防犯カメラ設置工事4729万6000円、排水機場維持管理修繕2億8962万6000円、動植物園サルの共有放飼場設置修繕2500万円、動植物園屋外および管理棟照明器具改修工事4700万円、観賞植物園屋上防水改修工事1400万円、大町公園案内看板修繕240万円、国府台公園再整備改修工事3300万円、信篤公共施設整備事業2302万8000円などを確保している。
 下水道事業会計は、収益的支出が前年度当初比0・3%減の228億5400万円。資本的支出は同3%減の134億2962万1000円。
 公共下水道整備事業(雨水・汚水)に93億8687万1000円を計上。市川南ポンプ場整備工事、高谷2号幹線建設工事を進めるほか、老朽化が著しい河原ポンプ場の建て替えに向けた基本検討を行う。また、9処理分区の汚水管渠布設工事を実施する。

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