2025/02/03
事業者：千葉県千葉市
普建費27％増の８３１億円／一般会計は５５１２億円／千葉中央コミュＣ改修２１５億円／千葉市予算
千葉市は５日開会の第１回定例議会で、２０２５年度当初予算案について承認を要求する。一般会計は、前年度当初比８・２％増の５５１２億円。普通建設事業費は、同26・８％増の８３０億７６６５万９０００円。千葉中央コミュニティセンター減築大規模改修工事費９億６８００万円を計上するとともに、26～27年度を期間とする限度額２０５億４３００万円の債務負担行為を設定。耐震性を確保し、引き続き公共公用利用を図る。
新港清掃工場リニューアル整備・運営維持管理事業６３９４万円を計上。リニューアル整備に向け、事業者選定アドバイザリー業務と生活環境影響調査などを委託する。また、26年度から50年度までを期間とする限度額６５０億円の債務負担行為を設定している。工期は26～30年度の予定。
特別史跡加曽利貝塚新博物館整備・運営事業３５２０万円を計上し、26年度から40年度までを期間とする限度額１２２億円の債務負担行為を設定。30年度の供用開始を目指し、整備運営事業者の公募・選定を行う。
旧北谷津清掃工場に代わる新清掃工場の建設工事２８５億３０９５万６０００円を計上。26年度の供用開始を目指す。また、北谷津地域活性化に向けた新清掃工場周辺整備事業１３３０万円を確保。オートキャンプ場などの整備運営事業者の公募を実施する。
千葉駅周辺の活性化グランドデザイン改定および中央公園プロムナード周辺のまちづくりビジョン策定に３０００万円を計上し、26年度までを期間とする限度額１８００万円の債務負担行為を設定。社会実験などを通して、中央公園プロムナードの将来像を検討する。また、中央公園・通町公園の連結強化７億１９２万３０００円を計上。千葉駅周辺の活性化グランドデザインに基づいて中央公園と通町公園の連結強化を図るため、用地取得および施設整備を行う。
療育センター大規模改修工事17億６６９万４０００円を計上。26年度中の供用開始を目指す。また、療育センター仮移転２億８９４７万６０００円を計上し、26年度までを期間とする限度額２６２９万円の債務負担行為を設定している。
学校体育館冷暖房設備整備２億２４４４万円を計上し、26年度までを期間とする限度額１億３０８０万円の債務負担行為を設定。中学校25校、高等学校１校、特別支援学校１校の実施設計を行うほか、高等学校１校の設置工事に着手する。
アクアリンクちば設備改修工事２億３７７０万円を計上。新港清掃工場の改修工事に伴い、アクアリンクちばへの電力供給などが停止することから、自立稼働が可能となるように施設を改修する。
新東部児童相談所等整備事業に総額２億円の２か年継続費を設定。中央区末広３丁目に、新東部児童相談所、養護教育センター、こども発達相談室、発達障害者支援センターなど複合施設の整備に向け、基本・実施設計をまとめる。供用開始は29年度の予定。
そのほか、新内陸最終処分場の後継施設整備に向けた基本計画作成２３３０万円、千葉駅東口西銀座Ｂ地区優良建築物等整備４億９０００万円、ＪＲ稲毛駅東口駅前広場等予備設計２４００万円、ＪＲ蘇我駅東口駅前地区再開発事業検討支援など７００万円、千葉公園施設改修設計業務など８２００万円、ＺＯＺＯマリンスタジアム施設改修工事２億２４００万円、都川水の里公園整備に向けた用地取得１億７６６万円、あすみが丘東２丁目房谷公園整備工事１億３０００万円、（仮称）動物愛護センター整備基本設計業務１７００万円などを措置している。
継続費は、特別養護老人ホーム整備事業８億１０８８万円（25年度２億４３２６万４０００円、26年度５億６７６１万６０００円）、認定こども園耐震補強事業７億３７００万円（25年度７億２０００万円、26年度１７００万円）、民間保育園等改築（改修）助成事業３億２２００万円（25年度４５００万円、26年度２億７７００万円）、市有建築物計画的保全事業15億６４００万円（25年度１億６１００万円、26年度14億３００万円）、蘇我町線雨水ポンプ場道路維持事業１億３０００万円（25年度７８００万円、26年度５２００万円）、弁天雨水ポンプ場道路維持事業２億５０００万円（25年度１億１４００万円、26年度８６００万円、27年度５０００万円）、道路整備事業６億円（25年度４億５０００万円、26年度１億５０００万円）、駅前広場改良事業１億４０００万円（25年度７１００万円、26年度６９００万円）、亥鼻橋架け替え事業２億４０００万円（25年度８２００万円、26年度１億５８００万円）。
