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2024/10/08

事業者:東日本高速道路(株)関東支社

年度内に協議完了へ/京葉道等11橋鋼桁修繕ほか/NEXCO東日本

 東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社は、千葉管理事務所管内のうち、京葉道路の湊橋など4橋、東関東自動車道の中長沼橋など7橋において、鋼桁14か所と支承5か所の維持修繕などを計画している。橋梁補修設計に伴い、KDDIと通信・電源ケーブルなど電力・通信施設関係の移設等協議を実施し、2025年3月までの調整完了を目指す。
 1日に「千葉管理事務所管内R6年度橋梁補修設計」の総合評価落札方式条件付き一般競争入札(WTO政府調達協定対象)を公告した。12月20日までの入札書の提出などを経て、23日に開札に至る。委託期間は、契約保証取得日の翌日から480日間。うち、契約保証取得日の翌日から120日間を余裕期間(業務着手期限)とする。
 業務内容は、現地踏査、橋梁損傷調査、交通規制工、鋼桁・支承維持修繕設計、施工計画・図面の作成など。
 京葉道路の対象橋梁は▽一之江橋下り線=橋梁損傷調査▽江戸川大橋(新)下り線=鋼桁維持修繕設計▽湊橋=支承維持修繕設計▽武石高架橋=鋼桁維持修繕設計。
 東関東自動車道の対象橋梁は▽本郷ランプ2号橋=鋼桁維持修繕設計▽中長沼橋(国道16号橋)=橋梁損傷調査▽東長沼橋(千葉北インターチェンジEランプ橋)=鋼桁・支承維持修繕設計▽物井高架橋=鋼桁維持修繕設計▽上勝田高架橋=支承維持修繕設計▽七栄高架橋=支承維持修繕設計▽日吉倉高架橋=鋼桁維持修繕設計。
 中長沼橋については、橋梁桁下の国道16号から高所作業車による近接目視を基本とし、鋼桁変形の位置、範囲、変形量、鋼材の状況を確認する損傷調査を実施。調査に際し、交通規制工として県および千葉北警察署と一般国道16号(八千代・穴川間)における交通規制協議を行い、橋梁の損傷調査開始までに終える。
 一之江橋は、一級河川新中川に架かる片側2車線の道路橋。橋長L125m、最大有効幅員20・3m、5径間。上部構造は、5連鋼ゲルバー桁。下部構造は、鋼板巻き立て工法壁式橋脚。支承は免震ゴム。基礎工は杭基礎。
 江戸川大橋(新)下り線は、一級河川江戸川(放水路)に架かる4車線の道路橋で、橋長L484・8m、最大有効幅員16・65m、9径間。上部構造は、3連3径間連続鋼合成鈑桁。下部構造は、鋼板巻き立て工法柱式橋脚。支承は免震ゴム。基礎工は現場打ち杭基礎。
 湊橋は、本海川に架かる片側2車線の道路橋。橋長L36・374m、有効幅員27・4m。上部構造は、単純鋼合成鈑桁。下部構造は、扶壁式橋脚。支承は板。基礎工はRC杭基礎。
 武石高架橋は、一級河川印旛放水路(花見川)に架かるインターチェンジ出入り口を除く片側2車線の道路橋。橋長L102m、最大有効幅員46・735m、21径間。上部構造は、単純鋼合成鈑桁。下部構造は、RC巻き立てラーメン式橋脚。支承は板。基礎工は鋼管杭基礎。
 本郷ランプ2号橋上り線は、東関東自動車道に架かる宮野木料金所・京葉道路(東京方面)間の2車線のランプ橋。橋長L556・05m、最大有効幅員12・2m、17径間。上部構造は、鋼2・3・4径間連続非合成桁。下部構造は、RC巻き立て円柱式橋脚。支承は板。基礎工は場所打ち杭基礎。
 中長沼橋は、国道16号に架かる片側3車線の道路橋。橋長L52・937m、最大有効幅員32・75m、2径間。上部構造は、鋼2・3・4径間連続非合成桁。下部構造は、RC巻き立て円柱式橋脚。支承は板。基礎工は場所打ち杭基礎。
 東長沼橋は、国道16号に架かる片側1車線のランプ橋。橋長L61・941m、最大有効幅員14m、2径間。上部構造は、2径間連続非合成鋼鈑桁。下部構造は、RC巻き立て円柱式橋脚。支承は板。基礎工は場所打ち杭基礎。
 物井高架橋は、JR総武本線および一級河川鹿島川に架かる片側3車線の道路橋。橋長L877・25m、最大有効幅員33m、29径間。上部構造は、単純活荷重合成鈑桁。下部構造は、RC巻き立てラーメン式橋脚。支承は板。基礎工は鋼管杭基礎。
 上勝田高架橋は、谷津田に架かる片側3車線の道路橋。橋長L196・8m、最大有効幅員33m、6径間。上部構造は、鋼3径間連続鈑桁。下部構造は、RC巻き立て壁式橋脚。支承はローラー。基礎工は鋼管杭基礎。
 七栄高架橋は、谷津田に架かる片側3車線の道路橋。橋長L144・1m、最大有効幅員33m、4径間。上部構造は、4径間連続非合成鈑桁。下部構造は、扶壁式橋脚。支承はゴム。基礎工は鋼管杭基礎。
 日吉倉高架橋は、谷津田と一級河川根木名川に架かる片側3車線の道路橋。橋長L400・95m、最大有効幅員33m、13径間。上部構造は、単純活荷重合成鈑桁。下部構造は、ラーメン式、扶壁式橋脚。支承は板。基礎工は鋼管杭基礎。

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